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「もう疲れた…」受験勉強のモチベーションが落ちたときに持ち直すには?

悩める受験生
もう勉強は疲れたし、なんだかぜんぜんやる気がわかない…!

焦る気持ちはあるけれど、なぜか勉強する気がわかない。これ受験生あるあるですよね。

部屋の片付けばかりしてしまったり、ゲームや料理など急に新しい趣味ができてしまったり。

今回はそんな受験生の方々に向けて、モチベーションの保ち方、回復の仕方をお伝えします。

  1. 原因解明
  2. 対処方法

簡単に上記のこの二つに絞ってお話しますのでよろしくお願いします!

どうしてモチベーションが保てない?

まずは、モチベーションが保てなくなる理由を考えてみましょう。下記にいくつか例を出してみるので自分自身はなぜやる気がわかないのか考えてみましょう。

ネガティブな考えがわいてくる

少数派かもしれませんがまず一つ目。

「どうせ勉強しても良いとこ行けないし…じゃあいいかな」タイプです。

ところで、受験勉強は筋トレととっても似ていると思いませんか?
自分自身の将来のために暗中模索するものであり、一朝一夕で結果が出るものではありません。

結局今やってる事って意味あるの?落ちる気がする。
勉強疲れるから、別に落ちてもいいから勉強したくないな。
ちょっとくらいさぼっても、別に影響ないよね。

そんなことが頭をよぎると、モチベーションの低下に繋がります。

すぐに結果が出る訳でもないのに、毎日毎日本気で勉強し続けるってすっごく大変なことですよね。

それに、必死に努力しても結果が伴わないかもしれない…

こんなことがグルグル頭をまわると、負のスパイラルです。よって勉強からの逃避につながります。

志望校、志望学部が特に決まっていない

行きたい大学もないし、将来やりたいこともないし。
オープンキャンパスには行ってみたけれど、結局どこもピンとこなかった。

このようになんだかフワフワした気持ちのままだと、やる気も出てこないですよね。

志望校が無いということは目標設定が出来ないということです。
ゴールがなければ道筋も立てられない。
この状態でモチベーション高く保つのは至難の業です。

理想と現実が乖離しすぎてる

みんながめざしているから自分もなんとなく早稲田かな?
明治大学ってなんか響きかっこいいし志望校はここにしよう!

このように、憧れで志望校を決めているけれど実際の偏差値は40くらい。

どうしてもここに行くんだ!!という強い意志を持ち、綿密に計画を立てていかないとなかなかモチベーションは保てません。

どこかのタイミングでどうせ無理だしもういいや。 という気持ちが湧いてきてしまいます。

今出したのは一例です。
人間のメンタルはそれぞれですから、これが理由!というのは一概に言えません。

これらの例をみて、次は自分自身のことを考えてみましょう。

勉強をしなければならないのにできないということは、何かしらの原因があるはずなので探してみてくださいね。

やる気が出ない時にするべきこと

さて、根本的解決をするためには上記の原因にあたるものを取り除くことが必要ですが、そう簡単ではない場合もありますよね。なのでお次は対処方法について説明します。

〇短期的に、今日はなんだかやる気が出ないなあという場合。

〇長期的にだらだらする日々が続いてしまっている場合。

この二つに分けて考えてみましょう。

①短期的にやる気が出ない場合

基本的には毎日コンスタントに勉強ができているけれど、ふと今日はやる気が出ないなあ…となってしまうことありますよね。そんな方は、「毎日勉強しすぎて疲れてしまった」が主な理由です。なので、休息やストレス発散メインで対処法を紹介します。

1日休む

正直、休むのに尽きます。1日のお休みくらい、長い受験勉強の中ですぐに取り返せます。

睡眠と食事のリズムを崩さぬよう好きに過ごす日も必要ですからね。

美味しいもの食べる

ストレス発散といえばこれに尽きると思います。ただお菓子などを暴飲暴食すると、余計にストレスフルですから勉強を忘れて外食するのがいいですね。

めちゃくちゃ余談になりますが…

甘いものを食べて幸せ~という人多いですよね。。。 私は嫌いではないですが幸せを感じるほどではないのと、むしろ甘いものを食べた罪悪感が出てきてしまうのでそういった方がうらやましいです。笑

どちらかというと餃子やパスタやピザなどで幸せを感じる人種です… 関係ない話を失礼しました。

走る

運動はめちゃくちゃすっきりします。私は体育会系の人種ではないのですが、なんだかもやもやする日は少し汗をかくだけでかなりのストレス発散になります。

近年youtubeなどの動画コンテンツが充実しているので、マンションに住んでいてもできる有酸素運動などもたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

罪悪感湧かないように単語だけ見ておく

マジでやる気がないけど、やらないと憂鬱な気持ちになる…という方向け。

単語帳をとりあえず開いておくか、英語などの音源を聞いておきましょう。

ネガティブになってしまって、受験鬱になると大変ですからね。やったつもりになるのも大事です!

とりあえず机の前には座ってみる

案外やる気のスイッチはすぐそこにあるかもしれません。

私自身はこのパターンでした。朝起きてやる気でないなあとベッドでごろごろ。とりあえず机の前に座ってみると自然と勉強する気になります。

さてさて、数日程度の怠慢はどうにでもなるものです。
やる気のわかない時くらいここぞとばかりにグータラしてまた気合いを入れ直して勉強に励みましょう!

⚠️
ただ、そこで中毒性があり時間がかかる趣味に手を出してしまうと後戻りできなくなってしまう可能性があるので控えましょうね  
(ex. ゲーム、アニメ、ドラマなど)

②長期的な場合

何日も続けて勉強をさぼってしまっている、そんな自分に罪悪感すら湧かなくなってきてしまった。

そんな場合は理由をしっかり考えてみた方がいいですよ。このままだと偏差値は下がる一方です…。

本腰入れて気持ちを入れ替えられるように考えてみましょう。

志望校を改めて考えてみる

どの大学に行きたいのか、色々な要素を踏まえてしっかりと考えてみましょう。
一端の最終目標は志望校合格なんですから、ここをしっかりと定めるべきですね。

どこかしらに大学受験を志した理由があるはずです。それを思い出してください!もし、考えても理由がない場合はお金も時間もが もったいないので就職する方がいいんじゃないでしょうか。

現状の自分を分析してみる

志望校を確認したら、理想と現実を比べてみましょう。
夢のように高い目標だと、よっぽど強い気持ちがない限りは途中でぽっきり折れてしまいます。
少なくとも高校3年生以降は、現実的な目標をたてることをオススメします。

ただ、夢のように高い目標であっても、大学受験において逆転合格は有り得ます。
現実を再認識することによってやる気がみなぎってくるのであればそのまま突き進みましょう!

いろいろな過去問を解いてみる

行きたい大学の行きたい学部の問題に、まったくもって歯が立たないなんてことはよくあります。
それがモチベーションの低下につながってしまうこともあります。

そんなとき、大学や学部を変えてみると「意外と自分にしっくりくるかも!」手応えがあることがあります。
志望校をホイホイ変えることは、対策する上でも気持ちの面でもあまりよろしくないかもしれませんが、自分が解きやすいと思ったところに志望先を変更することは戦略のひとつですよ。
イケるかもしれない!という希望はやる気、モチベーションにつながります✨

少しレベルを落とした大学の赤本を解いてみるとすらすら解ける場合があります。ここら辺の大学なら受かりそう!という手ごたえはモチベーションにつながりますよ。

勉強の環境を変えてみる

勉強する環境はたくさんあります。
家、塾、カフェ、学校の自習室、図書館
などなど
色々試して自分にぴったりの環境を探してみましょう。

勉強の妨げになるものを封印

趣味のせいで勉強に集中出来ないこと、ありますよね。
どうしてもYouTubeをみてしまう。
ゲームをしてしまう。
ネットサーフィンをしてしまう。など。
依存してしまっていることを認めて、すぐにでも対象を封印するべきです!
絶対に触れない状況に置くのです。
最初はむしゃくしゃしてしまうかもしれませんが、好転反応ですから耐えてください。

他の人の体験記を読む聞く

合格体験記でも、失敗談でも大丈夫です。

実際の受験生の話を聞き、自分に置き換えて考えることができるのでモチベーションの向上につながります。もし可能であれば、自分と同じ志望校だった人の経験談か、もしくは同じ高校の先輩の経験談が良いと思います。

大学受験、ほとんどの人は人生初めてですよね。ほかの人の体験談を聞くだけですごく有益な情報が得られるかと思いますのでぜひ実践してみてください。

ちなみに……筆者かとこのモチベーションはというと。

合格体験記の一例として筆者の話を聞いてください。笑
私は現役受験で青山学院大学に合格し、入学しています。
受験勉強中は、『とりあえずMARCHのどこかかな』という風に志望校を決めていました。
特に行きたい学部はありませんでしたが、漠然と「落ちたくない!」という気持ちがありました。

そんな私のモチベーションの根源は
①プライド
②ミスコン
③勉強って意外と楽しい!
この三つです。

①プライド

プライド、誰にでもありますよね。
MARCHの大学に行きたい!!MARCHに落ちるわけにはいかない!!という強い気持ちが自分の中にありました。
落ちた時の自分を想像したり、不合格体験記を読んだりすることで自分を奮い立たせることができました。

②ミスコン

これは万人に当てはまるわけじゃないと思いますが….
私が勉強してた年の、青学のミスコン候補者がめちゃくちゃ美女揃いだったんです。
こりゃここに行くしかないって毎日美女を眺めて気合を入れてました。こんな志望動機もありですよ。

③勉強って意外と楽しい!

これはね、気づくのに時間がかかりました。
やっぱり分かるようになってくると楽しいものなんです。古文とか数学とか。
それでも分かるようになるまでが辛いんですよね。わかります。

でも本当に、勉強においてできる所と出来ないところが明確になってきてからがすごく楽しかったんです。
その境地を目指してまずは頑張ってみるのもアリだと思いますよ

そんなことで私はふんわり「MARCHかな?青学かな?」程度の目標設定の仕方でしたが、無事モチベーションを保ちつつ合格を掴み取る事が出来ました。


ちなみに、こんな風に不純な動機で大学受験を志すのもありありですよ。

さいごに

受験勉強、長い期間どううまくモチベーションを保ち続けるのが1番の鍵だと私は思います。

誰にだってモチベーションの波はあります。
そこをどう乗り越えることができるか、ということですね。

自分の特性は自分が一番わかるはず!
将来の自分のためにもどうにか今を踏ん張れる方法、探してみてください!

ここまで読んでくださってありがとうございます!

目指せ、合格!目指せ、リッチ!

かとこ