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【大学受験英語】受験生は音読するべき!効果的な方法を紹介します。

「大学受験において音読って必要なの?効果あるの?」

音読に関して賛否両論ありますよね。

大学受験は今後の人生を左右する一大イベントですから、正しい情報を得て効率良く勉強しなければなりません。

絶対賛成!絶対反対!それぞれ主張はあると思いますが、結局のところそれぞれの意見を聞いて己で判断し実践しなければなりません。

まず結果から言うと、かく言う私自身はめちゃくちゃ音読推奨派!

良い部分だけ話しても説得力が無いでしょうから、悪い部分も含めてお話していきます。

「メリット、デメリットは?」

「方法、タイミングは?」

そんな疑問に答えていきますのでよろしくお願いします。

音読反対派の意見

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まず、音読反対派の一般的な意見からご紹介していきます。

「ただ英語を読むだけだと何も意味がない!!」

こんな主張が多いですよね。はい、おっしゃる通りだと思います。

なぜそんな意見が出てしまうのか仕組みを説明しますね。

小学校や中学校で、英語の音読を毎日のように課す先生は多くいらっしゃいます。私も毎日英語音読の課題はありました。

高校の先生にも、塾の先生にも音読を勧める方は多くいます。

そして、インターネットで大学受験の英語について検索すると「音読するだけで成績が上がる!」そんな意見まで出てきます。

それらはきっとすべて善意で言っていると思うんですよね。

自分自身や教え子の経験として、音読をしたら成績が伸びた!という事実があり他の人にも伝えたい、という気持ち。

ただ、そういった意見ばかりを見聞きし、「なんにも考えないで音読だけしたら成績が上がる」と勘違いしてしまう人が出てくるんです。

そんな人達は、本当に何も考えず意味も理解せずただお経のように英語を読んでしまいます。

結果、時間はダラダラかかる、英語の力もつかない、最悪です。

信じて音読し続けた数ヶ月を返して!

その結果がアンチ音読の爆誕です。

音読すると良い!という言葉だけ独り歩きしてしまっているんですね。

何も考えずにそれに縋って音読するも成績が上がらない。こんなある意味可哀想な受験生たちが多くいるのも確かです。

冷静に考えればわかると思いますが、何も考えずにただ音読をするだけで成績が伸びるなんて、そんな上手い話あるわけないじゃないですか!

つまり、英語がスっと理解できるようになる、何か裏ワザのようなものを求めている学生には向いていないと思います。

音読賛成派の意見

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ここからは私の主張です。

メリット、デメリットを踏まえて説明していきますね。

メリット

前から順々に意味を理解する力がつく

前から順々にというのはどういうことか。

簡単な例文で考えてみましょう!

I like playing the piano with my mother.

日本語訳は

『私は母とピアノを弾くことが好き』

となりますよね。

日本語だと、

主語、修飾語さいごに述語

という順番になりますが英語はご存知の通りそうにもいきません。

英語が苦手で慣れていない人だと、この英語と日本語の文法の順序の違いに戸惑うのです。

そのためこんな効率の悪い方法で読みます⬇️

①まず一度はじめから英文を読み
②つぎに後ろから日本語に訳してみて
③もう一回まえから英語を読んで確かめてみる

一つの文に対して何度も何度も前からも後ろからも繰り返して読んで、やっと意味を理解するのです。

これって無駄ですよね?

音読を繰り返すことによって、英語の文法で意味を理解する力がつき何度も繰り返して読む必要がなくなるのてす!

速読力がつく

理由は二つ

①つ目は、さきほどの話の続きにもなります。

一度で全文を理解するクセがつくので何度も繰り返し読まずともサクサク次に進めますね。

②つ目に、音読は黙読よりもスピードが速いのです。

英語初学者は意味を理解するよりも口に出す方が速いということですね。

これはあたま真っ白で音読してしまう理由にも繋がってきてしまいます。

そのため、ギリギリ意味が理解できる程度のスピードで音読していきましょう。そうすることによって黙読の時も理解するスピードが速くなっていきます。

つまり、文章がスラスラ読めて意味も理解できるようになるためにとっても役立つということです。

演習の時に時間が足りなくなってしまう人は全員絶対に取り組んで欲しいです!

正しく取り組めば中堅大学の英文から、超難関大学の英文まで幅広く対応できる有効な勉強法です。

デメリット

時間がかかる

これは英語反対派の人も理由にあげていますし、間違いなくそうだと思います。

一つの文章を何度も繰り返し読むので自ずと時間がかかります。私は毎日解いた英文の音読をしていましたが、慣れるまでは音読だけで30~40分時間がかかってしまっていました。

さらに少しでも気を抜いてしまうと、「やばい、今意味理解しないで読んでた、読み直そう」となるのでさらに時間がかかります。

やり方を間違えると意味が無い

これが音読のもっとも怖いところですね。

音読はひたすら無心で数をこなすのではなく、むしろ頭をフル回転させながら行うものなのです。

それを理解出来ていないと無駄になってしまいます。

力になっている実感がすぐには湧きにくい

勉強全てに言えることではあるのですが、実際にポーンと成績が上がるわけではないので

本当に意味あるの?と思われがちです。

ただ、しばらく続けていると必ず実感できる時が来ます。

音読賛成派の意見を超超簡単にまとめると、

時間はかかるし頭は使うけど、長文を読むために必要な力が必ずつく!と言えます。

《方法》

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まず、いつから?という疑問に答えておきますね。

今日からです!

音読に遅いとかないですから。

むしろできるだけ早くからはじめて、英語脳の育成と、英語のストックを増やすことに尽力しましょう!!

ちなみに、音読用に新たに参考書などを購入する必要はありません。

最初は英語長文でなくてもお手持ちの単語帳についている例文(単文でもOK)や、日々使っている英語長文、英文解釈をしているならその文章でも良いです。

何を使うにしても絶対に覚えておいて欲しいこと!

◎事前に日本語訳を読んでおくこと
◎分からない単語は無くしておくこと
◎5~10回繰り返して読むこと

☆単語帳などの例文を使って音読する場合

単語帳はそもそも周回することが前提だと思います。

最初の数周は、英文を見て日本語が出てくるかを確認する。

あらかた覚えてきたら文章を音読して訳することができるか確認する。

この順で取り組みましょう。

1日に同じものを何度も読むのではなく量をこなすようにして、2~3週間で1周することによって繰り返して読むことを意識して実践しましょう!

☆演習問題の文章を利用して音読をする場合

まずは、とりあえずその参考書に準ずる方法で演習を行います。

つまりは、問題を解く、日本語訳を読む、わからない単語を確認する、ですね。

そのあとの復習の作業として音読を用いましょう。

先ほどの単語の時は周回前提でしたが、英文解釈や英語長文などの大抵は1周しか行わないものはその時にまとめて何度も音読しましょう。

音読のイメージとしては、英語の文章を自分の中に染み込ませてストックを増やしていく感じです。

そして、もうほんとにほんとに大切なこと 。

  ☆読みながら意味を思い浮かべること!

これ!何度も繰り返していますが絶対に忘れないでください。( ˙▿˙ )☝

これが意識できてたら勝ちも同然。

最初は、事前に読んだ日本語訳を思い浮かべながらでOK

だんだん慣れてきたら英語を英語のままでなんとなく意味が理解できるようになるはずです。

これが英語脳ですね。

まとめると

◎事前に内容を理解しておく
◎内容や日本語訳を必ず思い浮かべながら
◎何度も読んで自分の中に英文のストックを増やす

です!

まずは、自分が持っている参考書を見てみて音読に使えそうなものがないかなーと考えてみましょう!

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さいごに

だらだら書いてきましたが、とにかく覚えておいて欲しいことをまとめます

まとめ!

①内容をしっかり理解した状態で
②意味を考えながら
③繰り返し音読

これで、英語長文はモノにしたも同然!

読んで読んで読みまくって英語を味方につけよう👌

ここまで読んでくださってありがとうございます!

目指せ、合格!目指せ、リッチ!

かとこ